手帳とかスケジュール帳って、張り切って買っても使いきれなかったり、使わないページが多くてもったいないなぁと思ったりしません?
バインダー方式のやつもあるけど、あの輪っかのところがかさばるんですよね。
それになんか自由度が低い気がする。
ちゃんとした手帳って結構お値段がはるのに、ベストな手帳にはなかなかお目にかかれない…
そこでオススメなのが、普通のノートを手帳にする方法です。
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ノート手帳
私はここ数年、色んなノート術の本を読んだり試したりして自分なりの【ノート手帳】のかたちを作ってきました。
私が読んで参考になったと感じた本は
- 【人生は1冊のノートにまとめなさい】奥野宣之さん著
- 【バレットジャーナル 人生を変えるノート術】ライダー・キャロルさん著
- 【あなたを天才にするスマートノート】岡田斗司夫さん著
- 【「箇条書き手帳」で上手くいく はじめめのバレットジャーナル】Maricaさん著
1冊目の【人生は〜】は、やった事の時間やメモをライフログ的に全てノートに書くという、かなり「メモ癖がある人」しか無理なやり方が書かれていますが、内容はとても興味深いものでした。
もう10年以上前に読んだ本で、影響されて何度も真似してノートを続けようとしたけど、同じやり方では続かなかった。
だけど、今の私が書いているノート手帳のベースになっているのは、この本の方法です。
世界中に有名なのが【バレットジャーナル】ですよね。この本の考え方は、世の中にあるデコノートやノート術のベースになってると思います。
【箇条書き手帳〜】と【スマートノート】は、アマプラ会員なら今のところ無料で読めるはず。
どちらも納得出来る理論とシンプルな方法が書かれていました。
ノートを手帳にする利点
ノート手帳の良さは、まず、好きな大きさ、厚さ、デザイン、紙質のノートを選べること。
更に、自分に必要なページだけを作れること。
胸ポケットサイズでも、大きな自由帳でも好きなノートを選んで、好きな項目を作って、書きたい時は一日に何ページでも好きなだけ書ける。
書けない時は書かなきゃいい。
好きな時に始めて、好きな時に止めて、好きな時にリスタートできる。
文字を書くこと自体が苦じゃないなら、いくらでも好きなようにカスタマイズできるのです。
一番最初に書くこと
私のノート手帳は、まず以下のような項目を作ることから始まります。
- キー(目印 アイコン)の一覧
- 月のページ
- ウイークリーログ
キーの一覧
キーとは、書き込んだものが「タスク」なのか「アイデア」なのか「メモ」なのかひと目で分かるようにするアイコンのことです。
マストで使うのは、タスクとイベント
To-Doリストのように文頭に付けて、終わったらチェック✅を付けます。
出来なかったとしても、文字を消したりせず、変更したことが後から見てわかるようにしましょう。
近日出来そうならウィークリーに、未定ならリスケのマークをつけてマンスリーに書き写します。
他に、メモやアイデアや読んだ本など、よく使う項目のアイコンも決めます。
ちなみに、私が使っているキーはこんな感じ
色を変えたりせず、凝りすぎず、なるべくサラッと簡単にかけるマークにした方が楽ですよ。
月のページ(マンスリーページ)
毎月初めか、月の最後の日に「マンスリーページ」を作ります。
ポイントは、ノートの使い始めに1年分作らないこと。
もし1年間の予定ページが欲しいなら、マンスリーページとは別に作りましょう。
マンスリーページの最初にはカレンダー。
手書きでもいいですが、100均でシールタイプのものが売ってます。
日が決まっている予定はここにメモします。
シールなら、予め誕生日などの固定イベントを書いておけるので便利。
カレンダーの周りの余白を「出来たことと、良かったこと」の枠にします。
カレンダーの横のページは、その月の【To-Do(タスクとやりたいこと)】 のページ。
To-Doは、月初めに3分の1とか半分くらい埋めて、残りは思いついた時に何も考えずどんどん書き足していきます。
出来なかったとしても、他の月にやるか、中止にすればいいだけ。とにかく思いついたらすぐ書くのみです。
ウィークリーログ
週の終わりか初めの日に、1週間の予定をざっくり書くページを作ります。
私の場合は、枠を4つず見開き両ページに作って、1つ目の枠に目標などを書いてます。
ページに十を書くだけなので、カンタン。
ノート手帳のスタートは、これで完了です。
ノート手帳の書き方
さあ、ノート手帳を使い始めましょう。
ノート手帳は、まずその日の朝ノートを開いてペンを手に取るところから始めます。
1番最初の日(デイリーログ)
ノートの、まだ何も書いてない見開き両ページが、その日使うページです。
まず、見開きの左右好きなところに今日の日付を書きます。
そして、見開きの右の方のページに今日やることを書いていきます。
ざっと思いつくタスクにプラスして、月のページのTo-Doを見て、入れられそうなものを入れてみましょう。
左側のページは、メモとかアイデアなどを書くための自由帳です。
左側に空きのページを作ると「書かないと無駄になるかも」と思うので、”とにかく何か考えて書く”ということが続きやすくなります。
「書きたきゃ書いてもいいページ」より「私が書くためだけのスペースが空いている」ほうが、自由に書ける。
ですから、基本的に右側には「To-Doとライフログ」、左は「頭の中のことを落とし込むページ」にするのがオススメ。
もちろん、描ききれなかったら次のページにどんどん進んでいけばいいし、何も書けない日は「今日のページ」すら作らなくてもいい。
前の日のページの隅っこにメモだけしてもいい。
出かける時などは、左側に時間軸を作ってスケジュール管理すると便利です。
予定は黒、実際にしたことはカラーペンで書くと分かりやすいですね。
当日貰ったパンフやチケットもノートに貼ると見返した時に思い出が蘇ります。
記念スタンプなんかもどんどん押していきましょう。
2日目から
やることは最初の日と同じですが、前の日のログがあるので、前の日の振り返りから始めるのがオススメ。
前の日にやるつもりで出来なかったTo-Doや、前の日のメモ、月のTo-Doなどから、その日のTo-Doを決めます。
書きながら思いついたことで、近日中に出来そうなことはウィークリーに書き込みます。
つまり、毎朝することは「月のページ」「前日のページ」を見て、今日のTo-Doを決めること。
今日できない予定は、マンスリーやウィークリーに入れる。
あとは、手元にノートを置いておいて、常に頭に浮かんだことをまずノート手帳に書いていくことです。
他の誰かに見せるわけではないので、綺麗に書く必要はありません。
とにかくどんどん書いていきましょう。
綺麗に書く必要はない
検索すると、可愛くデコったノートとか、きれいな字で細かく書いたノートが出て来ますが、そんなのは作らなくていいんです。
私も今回ブログにあげるために新しく小さなノートを買って「見せる用のノート手帳」を作りました。
普段使ってるのは、A5サイズのノートにカバーをつけたものです。
中は、よく見返すページ以外はかなりごちゃごちゃです。
頭の中のごちゃごちゃを全部落とし込めるのが、ノート手帳のいい所でもあります。
基本的な使い方や作るページも好きなようにカスタマイズして自分なりに変えていいと思います。
もちろん、デコったほうが楽しいなら好きなだけデコっていい。
それを人に見せてもいいし、SNSに載せてもいい。
好きなように出来るのが、ノート手帳です。
項目の必要 不必要
バレットジャーナルでは、ノートの最初にindexを作るように書かれていることがほとんどです。
でも私は、ノートにページ数を書き込むのが手間な割にindexを見返さないと気づいたので、作ってません。
代わりに付箋やクリップで必要なページを開けるようにしてます。
あと、私はスケジュールの決まり方が直近から埋まっていくタイプなので、ウィークリーしか作ってません。
もちろん、何ヶ月も先の予定まで決まる方は1年間のログページを作ってもいいと思います。
ただ、ノートですので、1年分まとめて書いてもそのノートが1年経たずに使い終わる場合があります。
作るとしても半年分がベストかなと思いますし、それならスマホのカレンダーの方が便利な気もします。
観た映画や、読んだ本のリストを作る人も多いようです。
この場合も、ノートが1年経たずに終わる可能性を考えると別のノートやスマホのメモに残した方がいい気がしますね。
このように、使っているうちに「これは別のノートでいいか」「スマホでいいか」という項目も出てきます。
そこも柔軟に、自分なりのかたちを作っていくと「自分のノート手帳」になっていくはずですよ。
目標達成や振り返りの為に
年度始め、月の初め、週の初めに目標を書くのもオススメです。
ノート手帳は何度も同じページを開くので、目標を書いておくと何度も見返すことが出来ます。
また、月が変わった時やノートが終わった時に読み返すのはマストでやってほしいことです。
自分の成長や変化や、忘れてた色んなことを思い出せます。
書き終えたノートは順番に並べておいて、何かの時に見返すの新しい発見がありますよ。
まとめ
ノート手帳、今回は私の生活パターンに合わせた書き方をご紹介しましたが、アレンジして是非ご自身のための使いやすいノートを作ってみてください。
また、こんな使い方もあるというアイディアがあったらコメントやTwitterのリプで教えてくださいね。
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