今まで何回「好かれたい」って思いましたか？
好かれたいですよね。
もう無差別に好かれたい。嫌われたくない。
あそこのよく知らない人にも、昔会ったあの人にも、なるべく良く思われてたい。
あわよくば手放しに褒められたい。
私もです。
実はこう思ってるのって、私とあなた だけではないんですって。
世の中のほぼ全員が、人から好かれたくて好かれたくて仕方がないんですってよ。
誰でもそう。憧れのあの人もそう。みんなみんなそう。
めちゃくちゃ嫌な感じのあの人ですら、心の底じゃ好かれたいと思ってるんですって。
ですから今日は「好きになってもらう方法」についてお話していこうと思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
太字部分と色が変わってるところだけ読んでも、だいたい意味がわかるようになってます。
もくじ────────────────────···
- ─人から好かれるようになる"カンタンな方法"なんてあるの？
- ─好かれたい！て思ってる人ばっかりの中で、どうすれば自分だけ好かれるの？
- ─思ってもないことを言うのはイヤ！
- ─ほんとにそんなことで好かれるの？
- さいごに
- まとめ
·····─────────────────────
─人から好かれるようになる"カンタンな方法"なんてあるの？
はい。
人から好かれるようになるカンタンな方法は、あります。
ですが、その話の前に少しだけ「なぜみんなそんなに人から好かれたいと思うのか」を説明させて下さいね。
みんなが「人から好かれたい」と思う理由。
それは、人間の大原則として「自分のことを知って、理解して、認めてほしい」という欲求があるからです。
生き物はみんな、意識がまず自分の方へ行くような仕組みになってます。
じゃないと、死んじゃうからね。
人は知性を持ったことで、それが「アイデンティティ」とか「承認欲求」の方に発展しました。
深く考えられるが故に、他人からの評価、正しさや善し悪し、認知されてるかどうかまで気にするようになった。
だからみんな、ほかの誰のことよりも自分が気になるんです。
家族より恋人より推しより、自分。
自分の評判、自分の写真映り、自分の今日のコンディションや見た目が重要。
赤の他人のことなんて、どーでもいい。見ちゃいねぇ。覚えちゃいねぇ。知ったこっちゃねぇ。
つまり、誰もがみんな「あなた」より「自分」のことを考えてるんです。
みんながみんな、自分がどんな人間で、どんな経験をして、どうしたかを知って欲しい。
「いいね」「素晴らしい」「あなたの気持ちはよくわかります」「ありがとう」と言われたい。
私もそう。あなたもそうでしょう？
実は、あの人もそう。みーんなそう。
どんな人でも、相手からの興味と共感と感謝を求めているんです。
─好かれたい！て思ってる人ばっかりの中で、どうすれば自分だけ好かれるの？
この世はもう、好かれに飢えた者同士の好かれ合い大会、大アピール選手権ですよ。
そんな中でまともに戦って勝てる気がしませんよね。
たしかに。
でもちょっと考えてみてください。
あなたは好かれたいんですよね？
じゃあ相手は？
そう。好かれたい。
褒められたいし、感謝されたい。
だったら、"あなたが" それをしてあげればいいんですよ。
相手は「自分のことを知って！共感して！褒めて！」と思ってるんだから、あなたが相手の話を聞いて、共感して、褒めればいいんです。
そしたら相手は喜ぶ、自分は好かれる。
お互いの望みが叶ってwin-winです。
─思ってもないことを言うのはイヤ！
わかる。
お世辞言って誰にでもヘラヘラご機嫌うかがうような人間になりたくない！て思いますよね。
権力者の横のコバンザメみたいなね。
大丈夫。
そんなことする必要ありません。
思ってもないことを言う必要はない。
めちゃくちゃダサい人に「今日もオシャレですねー！」なんて言う必要は、全くない。
たいした事ないのに「さすがですね〜！」なんて言わなくていい。
相手は「認めて欲しい、知ってほしい」わけですから、「あなたってどんな人ですか？」という話をして「そうなんですねー」て言えばいい。
それだけです。
相手の話を否定せずに聞いて「そうなんですね」と言えればとりあえずＯＫです。
あと、もちろん好かれたくもない大キライな相手にする必要はありませんよね。
だって、好きになってもらう方法なんだから。
これはあくまでも好かれたい相手、大切に関係をつくっていきたい相手につかう方法です。
だから「この人いいなー」と思う人や大切な人と話すときにやってみてください。
「いいなー」と思う人や大切な人なら、話してるうちに素敵な話が聞けたり、感謝したい気持ちになるはずですよね。
そしたら、素直にそれを言葉にすればいい。
とってもシンプル。
簡単ですよね？
─ほんとにそんなことで好かれるの？
ならば問おう。
よく知らない同僚や同級生が、ある日ふと
「（あなた）さんて、いつも〇〇がんばってるよね。すごいなーって思うんだ」
と言ってきたら？
何気なく話した相手が、思いがけず自分の話に興味持ってくれて、たくさん話したあと「いやー、すごい気持ちわかります！そうですよね。うん。今日はお話できてよかったです！」て笑顔で言ってくれたら？
嫌いになります？
少なからず「え…良い人…」とか思いません？
ちょっと見る目が変わりませんか？
「もっとあの人と話したい」って思いますよね。
それは「それだけの事でカンタンに好きになった」とは言えませんか？
そう。
それだけの事で好きになるんですよ、人は。
逆にどうでしょう、あなたが話をしようとしてるのに、横から話を奪って自分の話をする人。
いつも「すごいですね」以外言いようのない話をしてくる人。
あなたのことを否定して、自分の意見を話し始める人。
「実は、うちの子がこうこうこうでね…」
「わかるー！うちの子なんかあーでこーであーで」
（え、私の話は？相談したかったのに…）とかね。
そういうの、好きですか？
楽しいですか？その人にまた会いたいと思います？
そういうことですよね。
つまり、好きな相手の前で意気込んで「とっておきの面白い話！」とか「自分のアピールポイントはコレです！」「がんばってまーす！」とかベラベラしゃべるのは逆効果だったんですよ。
もっと「あなたの話めちゃくちゃ面白い！」「あなたのそういうとこステキ！」「頑張ってますねー！」て言うだけで良かったんです。
聞いて欲しい！わかって欲しい！を叶えてあげれば喜ばれる。
嬉しい気持ちにさせてくれた人のことは、好きになる。
単純明快に、そういうことです。
さいごに
新しいやりかたを取り入れるのは、勇気がいりますよね。
もしこうなったら…とか、でも…とか言いたくなる。
だけど「人の話を聞く」って、めちゃくちゃ簡単じゃないですか？
お金も準備も何にもいらない。
完璧な見た目と人間性と話術を身につけてください！と言われたらムリムリ！てなるけど、聞くだけなら今日からできるはず。
それで、もし望んだようにならなければやめればいい。
それだけなんですよ。
大切なのは「行動すること」です。
人生は、行動することでのみ変えられます。
ただ知っただけでは何も変わらない。
どんな方法も、どんな道具も、使って初めて役立つんです。
試しに、今日からしばらく意識的に「自分の話を少し抑えて、相手に話を振ってみよう」としてみてください。
相手の話にもう少しだけ興味を持って、共感できる部分を探そうとしてください。
そして、相手をできるだけ否定せず「そうなんですね」と認めてみて。
素敵だと思ったら、素直に褒めてみて。
素敵な人と出会って仲良くしたいと思ったのなら、直接話せなかったとしてもSNSや他の人との会話の中で「あの人こんな人で、こんなところが素敵」と話してみて。
その人、必ず喜んでくれますよ。
人は誰でも好かれたくて、褒めて欲しくて頑張ってます。
あなたもそうだし、他のみんなもそう。
だから、まずあなたから人を好きになって褒めてみてください。
それはそのままちゃんと自分に返ってきます。
気づけば自分がみんなから好かれて、褒められる側になっています。
人があなたの周りに寄ってきます。
みんなの真ん中にいるのは、いつでも必ず "一番みんなに好かれてる人" です。
あなたもそうなれます。
まとめ
- 人間は誰でも自分に注目して欲しいと思ってる
- 自己アピールしすぎは逆効果
- 自分の話より、相手の話をしよう
- 感謝と褒め言葉はすぐ言葉にして伝えよう
- 相手の話を否定せず、受け入れるだけでいい
- 自分の話を否定しないで聞いてくれる人のことを嫌いになる人はいない
次回の【人間関係】は、好かれる方法実践編です。
お楽しみに。
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