アキネーターというアプリをご存じでしょうか。
誰か一人を思い浮かべて、アプリの魔神からの質問に「はいorいいえorどちらかといえばそうor部分的にそう」で答えていくと、「それは○○ですね」と当ててくれるアプリです。
それで最近ふと思ったんです。
誰かの悩みを聞くのって、自分がアキネーターになるのがベストなのかもしれない。
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悩みやすい人の特徴
悩んでる人は、自分の悩みの全貌が見えていない人がほとんどです。
色んな事がポツポツとあって、不安で、嫌だな困ったなと感じてるのはわかってても、「それが何なのか」はわかっていない場合が多い。
そして、悩んでしまいやすい人というのは”悩みの原因”や”自分の現状”を言語化するのが苦手な人が多い。
相談のスタートは、悩みのカタチがはっきりしない場合が多いんです。
そこで登場するのがアキネーター
アキネーターの魔神は、相手の持っている答えを否定したり疑ったり変えろと言ったりしません。
相手が思ってる”何か”に行き着くまで、色んな方向からひとつひとつ質問していきます。
「それは、嫌なことですか?」
「その人といると、つらくなりますか?」
「それをずっと持っていたいですか?」
質問された人は、その質問に照らし合わせて答えるうちに、悩みの本質に触れていきます。
最後、相手の答えを総合して「それは○○ですか?」と伝え、相手の判断を待ちます。
解答者が正解だと思うまで、質問は繰り返されます。
答えが正しいかどうかは、本人が決めること
悩み相談いおいて一番大切なのは、悩みを持っている人自信が問題の本質を考えて、答えを見つけ、それが正解だと言えるようになることだと思います。
相談された側が先に答えを言って「それってこうじゃない?だから、こうしなさいよ」で終わらせてはいけないんじゃないかなぁ。
私は占い師なので、占い結果というのを先に答えとして出してしまわなければいけないんですが、その場合でも、なるべくご相談者様がご自身で答えを見つけられるようにお話ししてこうと勤めております。
じゃないと、多分ご相談者様の中にモヤモヤが残ると思う。
さいごに
もし、これから誰かの悩みを聞くことがあったら、アキネーターを意識して話を聞いてみてください。
最初は見えなかったゴールにたどり着くことも多いはずです。
もしかしたら、自分の悩みに対してもアキネーターで解いていくといいかもしれませんね。