私もそうなのですが、おそらく誰でも【過去にあった嫌なことをリアルに思い出して嫌な気持ちになる】ということがあると思います。
子供の頃のことや、何年か前に誰かにされたこと、自分がしてしまったことなどをリアルに思い出して、その度にその時の気持ちをもう一度味わうということ。
あれって実は、脳の中では「今起きてること」のように感じてしまってるのだそうです。
もう終わったことなのに、今の事として何度も味わうのは、その出来事に対して自分の中で答えを出さないといけないからだと思います。
「これは、こうするべきだった」とか「これは理不尽なしうちだから、こう対処してよかったんだ」とか。
そこまでやっても、まだ何度も思い出すこともありますよね。
それに対しての良い対処法をメンタルトレーナーの梯谷幸司さんが提案されていました。
その方法というのは、【思い出す映像を白黒にする】というもの。
嫌な過去の思い出を感情まで一緒に思い出してしまう時、ほとんどの場合それはカラーの鮮明な映像なんだそうです。
それを、白黒で不鮮明な映像に変えてもう一度見ることで「これは、今ではなく、過去だ」と脳に意識させるのだそうです。
面白いですよね。
私も何度か試して見ましたが、確かに感情が落ち着きました。
みなさんも、なにか嫌な過去の出来事をリアル思い出したら試してみてくださいね。
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